送出機関の選び方
送出機関の選び方
1. はじめに
日本で技能実習をするためには、必ず送出機関を通じて日本の受入企業と契約をする必要があります。送出機関によって、費用や日本語教育の内容が異なります。また、送出機関が契約している監理団体・受入企業によって、仕事内容・賃金・習得できるスキルなども異なります。みなさんが自分で情報を集めることができるように、送出機関の探し方・選び方の注意点を紹介します。
2. よい送出機関を探す方法は?
インターネット(Japan Career PortalやSNS)
Japan Career Portalではウズベキスタン人技能実習生の体験談を載せています。先輩の体験談を読み、送出機関への支払額・実習先での仕事内容・貯金額・日本での生活などを知ってください。先輩がよかったと考える送出機関や監理団体も紹介していきたいと思います。
また、各送出機関はInstagram・Telegramなどを持っているので、SNSアカウントも確認してください【送出機関の一覧】。
先輩から情報を集める
日本で技能実習をしている先輩から情報を集めましょう。技能実習生は他の会社の実習生とも情報交換していることが多いので、他の送出機関・監理団体・受入企業の情報も知っています。
送出機関に連絡・訪問する
他国では、親戚や知人を経由して送出機関に行くと高額な紹介手数料を請求される事例があります。ウズベキスタンで同じ事例があるか確認できていませんが、なるべく送出機関に直接連絡してみましょう。
また、送出機関を訪問して、日本語の授業を見学しましょう。実習先では、日本人と日本語でコミュニケーションをとる必要があります。したがって、日本語をある程度習得してから日本に行った方が職場に溶け込みやすく、日本に行った後も日本語も早く上達し、技能の習得も容易になります。また、技能実習が終わった後の就職にも役立ちます。
組合(監理団体)や会社を先に決める
先輩やインターネットの情報で良い会社や組合が見つかれば、先輩が利用した送出機関に連絡して、同じ会社や組合を紹介してほしいと連絡したり、先輩が利用した組合にメールを送って採用のお願いをすることなどが考えられます。
高い費用の送出機関は、要注意!
ベトナムなどでは、実習生が送出機関に高い費用を支払ったものの、よい受入企業を紹介してもらえずにトラブルとなる事例がたくさんあります。送出機関に高い費用を払うためにたくさん借金をして、失踪してしまった人も多いです。借金が多いと、違法だけど給料が高い仕事をして今より稼ごうと考えて失踪する人もいますが、失踪すると雇用が不安定となる例が多く、技能実習を続ける場合よりも稼げない場合が多いです。
コメントを書く
関連記事