ウズベク人は挨拶が長い?
ウズベク人は挨拶が長い?
日本人は、近所の人と久しぶりに会ったら、どんな挨拶をしていますか。
「お久しぶりです。お元気ですか。」
こんな挨拶でしょうか。
挨拶が長い
ウズベク人が挨拶するときは、とても長い挨拶をします。長い挨拶じゃないと、失礼な対応と考えられるからです。例えば、次の挨拶はウズベク人の近所の人同士が一か月間ぶりに会ったとき、よくあるものです。
ムニサ:Assalomu aleykum, Robiya!(ロビヤさん、こんにちは。)
ロビヤ:Assalomu aleykum, Munisa!(ムニサさん、こんにちは。)
ムニサ:Yaxshimisiz?(お元気ですか。)
Tuzukmisiz?(お元気でお過ごしでしょうか。)
Ishlaringiz yaxshimi?(お仕事はどうですか。)
ロビヤ:Rahmat, yaxshi! Siz-chi?(大丈夫です、ありがとうございます。あなたははどうですか。)
Sog’lig’ingiz yaxshimi? (健康は大丈夫ですか。)
Yaxshi yuribsizmi? (生活はいかがですか。)
ムニサ:Ha, rahmat. Hammasi yaxshi.(はい、ありがとうざいます。いいです。)
Uydagilar tuzukmi? (ご両親、お子さんはお元気ですか。)
ロビヤ:Allohga shukur! Rahmat! (おかげさまで、ありがとうございます。)
Mayli, charchamang. Uydagilarga salom ayting.(じゃ、お疲れ様です。ご家族によろしくを伝えください。)
ムニサ:Xo’p, rahmat! Siz ham.(はい、ありがとう。あなたも。)
ロビヤ:Rahmat! Sog’ bo’ling!(ありがとう。バイバイ。)
もちろん、ウズベク人であれば誰でも必ず上の挨拶をするわけではありません。それに加えて、会っていない期間が長ければ長いほど質問の内容が変わり、質問も増えます。例えば、今何をしているか(勉強・仕事)、どこで、どんな仕事をしているか、給料はいくらか、結婚の状況についてです。未婚の場合、いつ結婚する予定なのか聞かれる可能性が高いです。結婚している場合、子供がいるかどうか確認されます。お互いの家族を知っていれば、家族のメンバーについて聞きます。つまり、ウズベク人にとってプライベートに関する質問をするのが普通です。
挨拶するときの振る舞い
挨拶する時のウズベキスタン式の礼儀もあります。伝統的な挨拶は、右手を胸に当てて挨拶をすることです。
仲がいいウズベク人の男性同士は、挨拶するときに握手し、女性同士はハグ、頬にキスをする場合もあります。でも、男性と女性が挨拶するときに握手、ハグ、キスなどをしません。
ですから、みなさん、ウズベク人がご家族、お仕事などについて聞いても、びっくりしないでくださいね。このような質問をすることでウズベク人は皆さんに対して尊敬を表しています。プライベートに関する質問はウズベキスタンでは当たり前なので、聞かれても、怒らないでくださいね。
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