留学(りゅうがく)で日本語力(にほんごりょく)をつけるコツ
留学(りゅうがく)で日本語力(にほんごりょく)をつけるコツ
日本(にほん)に行(い)って日本語学校(にほんごがっこう)などに通(かよ)うだけでは、なかなか日本語力(にほんごりょく)がつきません。留学(りゅうがく)によって本当(ほんとう)に日本語(にほんご)を話(はな)せるようになるためには、何(なに)に気(き)をつけたらよいでしょうか?
日本(にほん)に行(い)く前(まえ)にできるだけ勉強(べんきょう)
「日本に行けば自動的に日本語力がつく」と誤解し、よく準備勉強をせずに日本に行くことはやめましょう。留学の成果をあげたいなら、日本に行く前に長期間しっかり準備勉強をすることが大切です。本格的な準備勉強をしてから日本に行くと、最低限の勉強だけで留学を始める人と比べ、より早く日本語が話せるようになります。
母国(ぼこく)でよい日本語学校(にほんごがっこう)を選(えら)ぶ
留学希望者は母国の日本語学校や日本語センター(留学紹介業者)で留学先を紹介してもらい、事前の日本語教育を受けます。学校やセンターによって次のような点が違います。
- 授業料
- 授業の質と量(期間)
- 日本人教師の有無
- 各手数料
◆ 費用(ひよう)
学校やセンターが生徒の紹介者(ブローカー)に謝礼を支払い、留学生の支払いに上乗せすることもあります。こうした費用に加え、留学先の学校の1年分の授業料と入学金を先に支払うため、家族が多額の借金をすることがあります。
借金が多過ぎると、留学生はアルバイトでお金を稼いで実家に送金しようとします。しかし、無理して働くと、疲れて勉強ができません。また、制限時間を超えて働いたために、入管(出入国在留管理庁)から留学の継続を認めてもらえず、退学に追い込まれた先輩もいます。
こうした事態を避けるためにも、適正な費用の学校やセンターを探しましょう。
◆ 教育力(きょういくりょく)
情報を集めて、教育力の高い学校やセンターを選びましょう。中には、寮生活で1年以上高度な日本語教育を行ってから留学させる学校もあります。
アルバイト
高い日本語力を身に付けた留学生の多くは、客や同僚の日本人と話す機会が多いアルバイトを経験しています。例えば、居酒屋の接客担当やスーパーやコンビニのレジ係などです。すぐにはこういう仕事に就けない場合もありますが、早くこのようなアルバイトをできるように勉強しましょう。
日本語力が低すぎると、日本語をほとんど話さない仕事しかできません。倉庫での荷物仕分けや食品工場での弁当の盛り付けなどです。こうした仕事では深夜から未明にかけて働くケースも多く、睡眠時間が削られ、眠くて勉強ができなくなるリスクがあります。そうなると、日本語力が上がりません。
そのような事態を避けるためにも、日本に行く前の勉強が大事です。
日本語(にほんご)を使(つか)う機会(きかい)をなるべく増(ふ)やす
学校以外でも日本語での交流を増やしてください。学校の同級生やサークル仲間、アルバイトの先輩・同僚など、機会を見つけて日本人の仲間を作りましょう。母国の人だけで固まらず、日本人や他国の留学生と日本語で交流する時間を増やしましょう。
留学で日本語力を高めるコツについてもっと知りたい方は次の記事を読んでください。
参照元:JP-MIRAIポータル (https://portal.jp-mirai.org/ja/study/s/study-abroad/improving-japanese-by-studying-abroad)
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