留学後(りゅうがくご)に日本(にほん)で就職(しゅうしょく)する人(ひと)は専攻(せんこう)に注意(ちゅうい)！

日本(にほん)での留学後(りゅうがくご)、そのまま日本(にほん)で働(はたら)きたいと考(かんが)えている人(ひと)への注意点(ちゅういてん)を紹介(しょうかい)します。

留学(りゅうがく)の専攻(せんこう)選(えら)びの注意点(ちゅういてん)は？

日本にほんの大学だいがくや専門学校せんもんがっこうを卒業そつぎょうして日本にほんで働はたらくための在留資格ざいりゅうしかくに切きり替かえる場合ばあい、最もっとも多おおいのは

「技術ぎじゅつ・人文知識じんぶんちしき・国際業務こくさいぎょうむ」です。

ただし、大学だいがくや専門学校せんもんがっこうでの専攻せんこうによってこの在留資格ざいりゅうしかくにスムーズに変更へんこうできる場合ばあいとそうでない場合ばあいがあります。

留学りゅうがくの専攻せんこうを決きめる際さいには、専攻せんこうと就職しゅうしょくできる職種しょくしゅとの関係かんけいをよく調しらべてから決きめましょう。

「技人国(ぎじんこく)」で働(はたら)ける職種(しょくしゅ)

「技術ぎじゅつ・人文知識じんぶんちしき・国際業務こくさいぎょうむ」（通称つうしょう「技人国ぎじんこく」）は一般的いっぱんてきに専門性せんもんせいを伴ともなう事務ぎょうむや技術系ぎじゅつけいの仕事しごとをするための在留資格ざいりゅうしかくで、単純作業たんじゅんさぎょうだけの仕事しごとはできません。そして、「技術ぎじゅつ」や「人文知識じんぶんちしき」に当あてはまる仕事しごとは、大学だいがくや専門学校せんもんがっこうで学まなんだ技術ぎじゅつや知識ちしきを使つかう仕事しごとです。「国際業務こくさいぎょうむ」は外国人がいこくじんの文化ぶんかや感受性かんじゅせいを使つかう仕事しごとを指さします。

「技術ぎじゅつ」や「人文知識じんぶんちしき」の分野ぶんやで働はたらく場合ばあい、大学だいがくや専門学校せんもんがっこうで学まなんだ「技術ぎじゅつ」や「人文知識じんぶんちしき」の専攻内容せんこうないようと合あった仕事しごとを選えらばなければなりません。

大学卒業(だいがくそつぎょう)の場合(ばあい)

ある仕事しごとをするために「技人国ぎじんこく」の在留資格ざいりゅうしかくを取とりたい場合ばあい、その仕事しごとが自分じぶんの専攻内容せんこうないようと合あっているかどうかについては、大学だいがくであれば広ひろく（甘あまく）判断はんだんされ、専門学校せんもんがっこうであれば狭せまく（厳きびしく）判断はんだんされます。

例たとえば、大学だいがくの文学部ぶんがくぶ、法学部ほうがくぶ、経済学部けいざいがくぶなどのどこを卒業そつぎょうしても「技人国ぎじんこく」の在留資格ざいりゅうしかくで就職しゅうしょくできる仕事しごとの種類しゅるいはあまり変かわりません。これは日本にほんの大学卒業だいがくそつぎょうの場合ばあいでも母国ぼこくの大学卒業だいがくそつぎょうの場合ばあいでも同おなじです。

専門学校卒業(せんもんがっこうそつぎょう)の場合(ばあい)

専門学校卒業せんもんがっこうそつぎょうの場合ばあいは、専門学校せんもんがっこうでの専攻せんこうと仕事内容しごとないようとの関連性かんれんせいが細こまかく（厳きびしく）審査しんさされます。このため、専門学校せんもんがっこうでの専攻せんこうは、将来しょうらいの仕事しごとのことを考かんがえて慎重しんちょうに選えらばなければなりません。専攻せんこうについて、入学前にゅうがくまえに専門学校せんもんがっこうに相談そうだんしましょう。また、あなたのやりたい仕事しごとに就職しゅうしょくできた先輩留学生せんぱいりゅうがくせいがいれば、その人ひとに相談そうだんするのもよいでしょう。

まとめ

せっかく就職しゅうしょくの内定ないていをもらったのに、「専攻せんこうと職種しょくしゅが合致がっちしない」という理由りゆうで「技人国ぎじんこく」の在留資格ざいりゅうしかくを取得しゅとくできず、その就職しょくぎょうをあきらめなければならない留学生りゅうがくせいが実際じっさいにたくさんいます。留学りゅうがくの専攻せんこうを決きめる際さいには、専攻せんこうと就職しゅうしょくできる職種しょくしゅとの関係かんけいをよく調しらべてから決きめましょう。

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