留学前(りゅうがくまえ)に何(なに)をすればいい?
留学前(りゅうがくまえ)に何(なに)をすればいい?
さまざまな留学(りゅうがく)プランを知(し)りたい。留学前(りゅうがくまえ)にどのような準備(じゅんび)をすればいいのかわからない。そのような方(かた)に、日本(にほん)に留学(りゅうがく)する際(さい)の心構(こころがま)えや留学(りゅうがく)プランの立(た)て方(かた)について、留学生(りゅうがくせい)の先輩(せんぱい)がアドバイスします。
留学後(りゅうがくご)に何(なに)をしたい?
Mỹ Ngọc (ミー・ゴック)さん
私は日本で5年間留学し、母国の日系企業3社で約8年間働きました。その後はフリーランスで通訳・翻訳・司会をし、今はまた日本で生活しています。これから留学する皆さんにも将来につながる留学を実現していただければと願っています。
留学を終えた後でどのような仕事や生活をしたいのか、よく考えてみてください。すると、あなたの夢や目標が見えてきます。
留学(りゅうがく)プランを立(た)てよう
夢や目標が定まったら、それを実現させるための留学プランを立てましょう。
1. 母国(ぼこく)で高校(こうこう)を卒業(そつぎょう)
日本に行ってからの流れとして多かったのは次のようなパターンです。
- 日本語学校(1.5~2年)→専門学校(2年)→大学(4年)→日本で就職
- 日本語学校(1.5~2年)→専門学校(2年)→日本で就職
最近は、日本語学校から専門学校に行かず、直接大学に進むケースもよく聞きます。これには、留学前に時間をしっかりかけて日本語の事前勉強をすることが大事です
母国のしっかりした日本語学校で1、2年勉強し、JLPT(日本語能力試験)N3レベルの力をつけてから日本に行くと、専門学校に行かずに大学に行ける可能性がぐっと高まります。
また、日本語を勉強したことがない外国の高校卒業生を受け入れ、1年目に日本語を集中的に教える4年制大学もあります。
私は5年間の留学で日本語学校、専門学校、大学に行きましたが、家庭の事情で途中で帰国し、大学を中退しました。今思えば、日本語学校から直接、大学に進めばよかったと思います。
2. 母国(ぼこく)で大学(だいがく)・短大(たんだい)を卒業(そつぎょう)した人(ひと)の進路(しんろ)は?
大卒や短大卒の場合、日本に行ってから、例えば次のようなパターンがあります。
- 日本語学校 → 専門学校 → 就職
- 日本語学校 → 就職
- 日本語学校 → 大学院 → 就職
事前学習(じぜんがくしゅう)をしっかり
留学前にJLPT・N4レベルになっておくと、留学後に授業をしっかり理解できます。留学前にN3レベルになっておくと、留学後、最初から日本語を使うアルバイトにつきやすいですし、日本人の友だちも早くでき、会話が早く上達します。
私は留学前に「みんなの日本語」を50課すべて学習し、漢字も約500字覚えました。その結果、約半年でアルバイト先の日本人とそれほど不自由なく話せるようになりました。
留学費用(りゅうがくひよう)について知(し)ろう
アルバイトは週28時間まで
「日本ではアルバイトで学費も生活費もまかなえる」と説明する人がいるかも知れません。しかし、それは事実ではありません。
私の留学仲間は留学のために大きな借金をしたため、留学中、借金を返すために工場で一晩中働いていました。そのため勉強ができず、進学の夢をあきらめ、日本語学校を出ると帰国してしまいました。
また、日本で留学生のアルバイトは週28時間以内と決まっています。アルバイト時間の超過に対する入管の対応は厳しくなっています。
【参考(さんこう)】もっと知(し)りたい人(ひと)はこちらをcheck!
参照元:JP-MIRAIポータル (https://portal.jp-mirai.org/ja/study/s/study-abroad/todo-before-studying-abroad)
コメントを書く
関連記事