履歴書(りれきしょ)の書(か)き方(かた)の基本(きほん)
履歴書(りれきしょ)の書(か)き方(かた)の基本(きほん)
留学生(りゅうがくせい)が日本(にほん)で就職活動(しゅうしょくかつどう)をする場合(ばあい)、履歴書(りれきしょ)などの書類選考(しょるいせんこう)に合格(ごうかく)しなければ、面接(めんせつ)に呼(よ)んでもらえません。それでは、履歴書(りれきしょ)をどのように書(か)けばよいのでしょうか? 大事(だいじ)なポイントを紹介(しょうかい)します。
履歴書(りれきしょ)とエントリーシート
日本では、履歴書以外にエントリーシートを提出させる企業があります。その中で特に大事な項目は「自己PR」と「志望動機」です。この2つが履歴書にもエントリーシートにもある場合は、履歴書に要点を書き、エントリーシートに詳しい内容を書きましょう。
「自己(じこ)PR」の書(か)き方(かた)
「自己PR」はとても重要です。ここには自分の長所やセールスポイントを2つ以上盛り込んでください。勉強や部活、社会活動(ボランティアなど)、アルバイトなど、自分の体験やエピソードと結びつけて書けば、内容が具体的になります。
「自己(じこ)PR」と「自己紹介(じこしょうかい)」の違(ちが)い
「自己PR」が単なる「自己紹介」になってしまわないように気をつけましょう。自分の長所を相手に伝えるのが自己PRです。「趣味」「長所・短所」「学校で学んだ事」といった欄でも、自己PRにつながる書き方を意識しましょう。
「志望動機(しぼうどうき)」の書(か)き方(かた)
「志望動機」もとても重要です。面接でも必ず質問されます。その会社で働きたい理由を書く欄ですが、それを書くには、その会社が「現在何をしているか」「これから何をしようとしているか」「どのような人を必要としているか」を理解することが必要です。
そのために、まず会社の情報を集めましょう。公式サイトなどで「事業内容」「企業理念」「経営計画」などをよく読んでください。また、できればインターンシップや会社説明会に参加しましょう。
会社の情報を具体的に把握できたら、その会社でどのような仕事をしたいか、自分はその会社にどのように貢献できるのかを書きましょう。その際も、体験やエピソードと結びつけて具体的に書くことが大切です。
長所(ちょうしょ)・短所(たんしょ)
- その長所を職場でどう生かせるか、仕事と結びつけて書く工夫をしましょう。
- それが難しい場合は、長所を生かしてだれかをサポートした経験などを書きましょう。
- 短所を書く際は、短所を改善するためにどのように努力したかも書きましょう。
学校以外(がっこういがい)で経験(けいけん)したこと
この欄にはアルバイトの経験を書く人が多いです。アルバイトなどの内容紹介で終わらず、その経験から何を学び、何を身につけたかを書きましょう。
作成(さくせい)の手順(てじゅん)
◆ いつごろ書けばよいか?
最終学年になる直前の3月以降に会社説明会が本格化するので、2月末までに書いてください。
◆ 日本人のチェック
自分で書いた後、大学や専門学校のキャリアセンターなどに相談し、日本人にチェックしてもらいましょう。大学の指導教官にも相談してください。
参照元:JP-MIRAIポータル (https://portal.jp-mirai.org/ja/work/s/work-in-japan/basics-of-japanese-resume)
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