日本(にほん)で家(いえ)を借(か)りるには?
日本(にほん)で家(いえ)を借(か)りるには?
日本(にほん)で自分(じぶん)で家(いえ)を借(か)りなければならないとしたら、うまく探(さが)せるかとても心配(しんぱい)ですよね。
日本(にほん)で家(いえ)を借(か)りる際(さい)には、海外(かいがい)にはない独特(どくとく)な慣習(しゅうかん)があるため注意(ちゅうい)が必要(ひつよう)です。
留学生(りゅうがくせい)や社会人(しゃかいじん)が日本(にほん)で部屋(へや)を借(か)りるために必要(ひつよう)な基礎知識(きそちしき)を紹介(しょうかい)します。
部屋(へや)の探(さが)し方(かた)
先輩たちは次のような方法で部屋を探しています。
◆ 自分(じぶん)で部屋(へや)を借(か)りる
- 部屋探しサイトで探す
- 不動産屋を訪ねる ※外国人が運営する不動産屋もある
最近は、外国人が母国の人を対象に運営する不動産屋も増えました。母国語で“住宅 東京”、”外国人 部屋探し”などのキーワードで検索すれば、見つかります。母国語で対応してもらえます。
◆ ルームシェアで住(す)む
友だちや先輩とルームシェアをしている外国人もたくさんいます。ただし、部屋の契約によって禁止される場合もありますので、トラブルにならないようにしっかり確認しましょう。
部屋(へや)選(えら)びの流(なが)れ
① 物件(ぶっけん)を選(えら)ぶ
- 部屋探しサイトで「家賃」「場所」「間取り」などをチェックして気になる物件をピックアップ。その後、不動産屋に連絡し訪問します。不動産屋を直接訪ねても物件を紹介してもらえます。
- 店で資料を読み、スタッフの話も聞いて、物件を絞ります。
② 部屋(へや)を見(み)に行(い)く
物件を絞ったら、不動産屋のスタッフが車等で現地に連れて行ってくれます。1日で4、5軒案内してもらうこともできます。遠慮せずに見比べましょう。
③ 契約(けいやく)
物件が決まれば、契約手続きに進みます。
最初(さいしょ)にかかる費用(ひよう)は?
日本でアパートを借りる場合は、最初に下記のような費用がかかります。だいたい1カ月の家賃の3~5倍になるのが一般的です。
礼金 | 入居時に家主に支払う費用で、返金されません。 通常は家賃の1カ月分。 |
敷金 | 退去時に部屋の修繕費用などに充てるデポジット。 通常は家賃の1カ月分。 |
家賃保証会社 | 日本で家を借りる場合、連帯保証人が必要な場合があります。 保証人がいなければ、借主が家賃保証会社に 費用を払い、代わりに保証をしてもらいます。 |
クリーニング | 部屋の掃除費用。 退去時に請求される場合もあります。 |
火災保険 | 2年契約で1.5~2.2万円程度。 |
鍵交換 | 防犯のために玄関のカギを交換します。 |
仲介手数料 | 不動産会社の手数料。 多くの場合、家賃の1カ月分。 |
※不動産屋や物件によって支払わなくてよかったり金額交渉ができたりする項目もあります。
契約(けいやく)手続(てつづ)き
契約には次のような書類、情報が必要です。
身分証明書 | パスポート、在留カード、 学生証、勤務証明書、マイナンバーカードなど。 |
所得証明書 | 所得証明書類が必要な場合もあります。 給与明細書や源泉徴収票など。 |
緊急連絡先、保証人 | 緊急時に連絡の取れる 日本人・友人の情報を求められる場合があります。 また、物件によっては連帯保証人を 求められることもあります。 |
その後の手順は次の通りです。契約期間は通常2年間です。
- 不動産屋でアパートの管理会社や保証会社などの申込書に記入
- 各申込の審査
- 部屋の契約と支払いなど
家(いえ)の場所(ばしょ)と家賃(やちん)
地域によって家賃の平均額が変わります。お得な物件を見つけるには、立地について考える必要があります。
「場所と家賃の関係」「最初にかかる費用」「契約手続き」についてもっと知りたい人は下記の記事を読んでください。
【参考(さんこう)】もっと知(し)りたい人(ひと)はこちらをcheck!
参照元:JP-MIRAIポータル (https://portal.jp-mirai.org/ja/live/s/living-kankyo/finding-room-in-japan)
コメントを書く
関連記事