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女性も安心して暮らせる日本

女性も安心して暮らせる日本

名古屋に住んでいたウズベキスタン女性による体験談

「日本は治安がいい」とよく聞きます。それは本当なのでしょうか。私が実際に日本で住んでみて体験した、思ったことについて皆さんに共有します。これからする話は私一人の話なので、日本に住んだことがある他の女性は違う感想を持つかもしれません。そして、私が住んでいた名古屋は、首都である東京、大阪または地方の様子とは違うこともあるかもしれませんが、日本の安全さを伝えられたらと思います。

女性専用車両がありますよ!

日本ではよく公共交通機関が使われています。来日したとき、地下鉄に乗りました。プラットホームに下りて、目の前に大きな黄色い表示が見えました。その表示は「女性専用乗車口」でした。意味がよくわからず、「え、女性だけのための車両?!」と疑問に思いました。ウズベキスタンでは女性専用の車両がないため、当時、女性だけのための車両について考えられませんでした。次の日先輩と地下鉄に乗った時に聞いてみたら、私の理解は合っていました。その車両は女性のためのものでした。ですから、電車が混んでいても、安全に女性に囲まれて、移動できますね。

他人の物を尊重する日本

日本に行く前にコンビニや駅などで傘を無料で借りることができると知っていました。でも、実際に日本に行って、傘は上記の場所だけでなくマンションの各階にドアの前にもありました。もちろん、この傘の貸し出しは誰もしません。なぜかというと、みんなこれは個人の財産だから持っていってはいけないという常識を持っているからです。ですから、傘の所有者も盗まれることを心配せず、傘を外に出しています。

その他にも、誰かがものを落としたら、誰も持って帰らず、道の端っこに置いておくのを日本に住んでいた間によく見かけました。所有者は落としたところで落とし物を見つけられます。財布を落としたら、落としたところまたは交番に行って大体見つけられるとよく言われています。例えば、1円のお釣りでも、店員は必ずいつもお客さんにお金を返しますよ。また、多くの人は、携帯電話をみんなに見えるリュックのポケットに入れて、人が多いところ、例えば、公共交通機関とか売り場に行っても盗まれる心配をしていません。ですから、日本にいたときは、私の物が盗まれる心配はあまりありませんでした。

深夜、外を問題なく歩けますよ!

私は日本の大学の修士課程で勉強していました。大学院生は大学の寮に住める期間が限られているから、アパートに引っ越しすることになりました。ほとんどの場合、日本のアパートには家具がついていません。引っ越したばかりの頃、勉強するための机もなく、勉強するために、研究室によく行っていました。研究室というのは、数人の大学院生のための個人用の机が用意され、その人が教科書などの個人のものを置いて研究できるスペースのことです。しかし、授業準備や論文執筆のために、夜遅い時間まで研究室にいました。22時、夜1時まで勉強することもあり、遅い時間に家に帰っていたときも、心配せず一人でも家に帰っていました。

夜遅い時間に家に帰っていたときは、日本人はあまり夜遅い時間に外を歩かないという印象を受けました。21時でも街は静かです。もちろん、中心地に行けば状況は変わると思いますが、私が住んでいたところはとても静かでした。特に、ウズベキスタンに帰国した時にウズベキスタンは11時でも外にいる人が多いなと思い始めました。

女性も深夜まで働けます! 

2022年6月12日20:58、名古屋市昭和区

日本語をウズベキスタンの大学で勉強していたとき、日本のコンビニについて初めて知りました。ウズベキスタンでは同じようなお店がないので、その時からコンビニに憧れて、日本に行ったらコンビニで働いてみたいと思っていました。来日してから6か月後にコンビニでアルバイトを始めました。

コンビニは24時間営業であることが多く、一日の時間を区切ってシフト制を取っています。シフトの区切りはコンビニによりますが、私は17時から22時まで働いてたこともありました。コンビニで働くときは、制服を着なければならないので、シフトが終わった時、着替えて、退勤して10時以降にコンビニを出て、家に向かっていました。家まで歩いて30分くらいかかっていましたが、夜遅い時間になっていたにもかかわらず、街中の景色を楽しみながら、安全に帰宅していました。

ウズベク人の知り合いは深夜の時間帯(22時から翌日5-6時まで)に働いていた人が多かったです。その中に女性の友達もいました。彼女は勉強で忙しかったので、深夜に入ったこともありました。しかし、彼女の話によると、深夜のシフトは安全であり、変なことが一切起きませんでした。ですから、深夜も安全に働くことができるため、日本は本当に安全な国だとわかりますね。

アガフロヴァ・ルジグル
2023年名古屋大学大学院法学研究科の修了生

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