JICA GROWプロジェクトがカシュカダリヤ州とサマルカンド州を訪問しました。
JICA GROWプロジェクトがカシュカダリヤ州とサマルカンド州を訪問しました。

2025年5月6日〜7日にかけて、JICA GROWプロジェクトがカシュカダリヤ州とサマルカンド州の地方政府および教育機関の代表者と会合を行い、現地の若者や住民を対象に「Japan Career Seminar」と題した日本での就労に関するセミナー・トレーニングを実施しました。このセミナーでは、日本の就労ビザに関する詳細な情報が提供されました。
2025年5月6日 カシュカダリヤ州
1. カルシ工科大学
カシュカダリヤ州への訪問の一環として、カルシ工科大学の職員および学生との会合が実施されました。大学の職員との面会では、JICA GROWプロジェクトの目的と任務、今後の同プロジェクトと大学との協力の可能性について協議が行われました。また、学生向けには「Japan Career Seminar」が開催され、日本での就労機会について詳しく説明が行われました。


2. カシュカダリヤ州建設分野専門人材育成センター
次の訪問先はシャフリサブス市にある「カシュカダリヤ州建設分野専門人材育成センター」であり、さまざまな分野における熟練した専門人材を育成するために整備された環境について視察が行われました。

3. カシュカダリヤ州知事局代表者との打ち合わせ
次の打ち合わせは、シャフリサブス市の若者センターにて、カシュカダリヤ州副知事(青少年政策・社会開発担当)アンヴァル・コビロフ様との間で行われました。協議の結果として、日本での就労を希望する市民のために秩序ある目的意識を持った日本語講座を開設すること、さらに州内の教育機関と日本の雇用主との間に協力関係を構築することで合意が得られました。

4. カルシ国立工科大学 シャフリサブズ食品工学部
カシュカダリヤ州への訪問の最後の会合は、カルシ工科大学シャフリサブス食品工学部の学生とのものでした。学生たちには、日本での就労の機会や就労ビザの種類・詳細について詳しい情報が提供されました。


2025年5月7日 サマルカンド州
1.トイロク地区知事局への訪問
サマルカンド州トイロク地区知事局を訪問し、同地区知事バホディール・バボナザロフ様と会談を行いました。会談では、ウズベキスタン市民が日本で「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」に従事することを支援することや、労働移住の分野において「トイロク・モデル」の構築に関する意見交換が行われました。

2.トイロク地区ショプロッド文化センターにおける「Japan Career Seminar」
トイロク地区ショプロッド文化センターにて、就学前および初等中等教育部門によって開催された手工芸および手作業のフェアが視察されました。あわせて、「日本での就労の機会」に関するJapan Career Seminarが実施され、日本で働いた経験を持つウズベキスタン人同胞との座談会も行われました。


3. Nakayoshi Study and Travel
「Nakayoshi Study and Travel」教育センターにおける授業の様子を視察しました。学生たちには、将来日本でキャリアを築くために必要なアドバイスが提供されました。


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