都会(とかい)に住(す)むか地方(ちほう)に住(す)むか
都会(とかい)に住(す)むか地方(ちほう)に住(す)むか
外国人(がいこくじん)が来日(らいにち)するとき、多(おお)くの人(ひと)が都会(とかい)に住(す)むか地方(ちほう)に住(す)むか悩(なや)みます。留学生(りゅうがくせい)のときに東京(とうきょう)と千葉(ちば)に住(す)み、今(いま)は地方都市(ちほうとし)に住(す)んでいる先輩(せんぱい)(社会人(しゃかいじん))が、外国人(がいこくじん)が大都会(だいとし)に住(す)む場合(ばあい)と地方(ちほう)に住(す)む場合(ばあい)のメリットとデメリットを紹介(しょうかい)します。
都会暮(とかいぐ)らしのメリットとデメリット
私が東京23区に住んでいたときに感じたのは、なんと言っても便利さでした。特にお店の充実ぶりはすごく、コンビニやスーパーもたくさんあります。外国人店員も多く、携帯電話ショップなどで外国人に対応してもらえることも多いです。外国人が日本の都会で暮らす場合のメリットとデメリットをまとめました。
都会暮(とかいぐ)らしのメリット
- 就職・アルバイトの求人が多い。
- 外国人採用に積極的な職場が多い。
- 給与水準が高い。
- 電車・バスなどの路線・本数が多い。
- 大きな空港が近く、帰国や旅行に便利。
- 娯楽施設や飲食店、小売店が多い。外国人向けの対応も進んでいる。
- 外国人が多く、同じ母国の友人を見つけやすい。
都会暮(とかいぐ)らしのデメリット
- 満員電車での通勤・通学は想像以上に大変。
- 物価(特に家賃、学費、生鮮食料品など)が高い。
- 自動車の交通量が多く、排気ガスなどで空気が汚れている。
- 野菜などを自家栽培するスペースを見つけにくい。
- 人間関係があっさりしていて、「支え合い」の精神が薄い。
地方暮(ちほうぐ)らしのメリットとデメリット
私は東京に住んだ後、千葉県柏市を経て今は兵庫県姫路市に住んでいます。こうした地方都市では、東京などと比べて家賃が安いです。また、私が数年前に姫路で就職活動をしたときには、好きな仕事を地元でなかなか見つけられませんでしたが、最近では、地方にも外国人向けの仕事が増えました。
地方暮(ちほうぐ)らしのメリット
- 物価が安い。大都市と比べて特に家賃や学費、生鮮食料品などが安い。
- 人混み、騒音、通勤ラッシュによるストレスが少ない。
- 空気がきれいで、健康によい。
- 自宅の敷地で野菜を栽培している人も多い。アパート暮らしでも小さな畑を使えるケースがある。
- 各国の外国人コミュニティの結束が強い地域もある。
- 人が温かく、支え合う文化がある。
地方暮(ちほうぐ)らしのデメリット
- 電車・バスなどの路線・本数が少ない。都市部から離れると、電車が1時間に1、2本というケースもある。
- 電車もバスもなく、自動車がないと生活できない地域がある。自動車運転免許を取るには JLPT(日本語能力試験)N2程度の日本語力が必要。
- 娯楽施設や飲食店、小売店などが少ない。
まとめ
都会と地方にそれぞれの良さがあります。最近では、地方にも外国人の仕事が増えましたし、地方で留学して都会で就職することもできます。ライフスタイルや将来の目標、収入(仕送りとアルバイト)と支出(住宅費や学費など)のバランスを考えて住む地方を選びましょう。
参照元:JP-MIRAIポータル (https://portal.jp-mirai.org/ja/before-coming/s/japan/live-in-the-city-or-countryside)
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