ウズベキスタンからどのように海外に出稼ぎに行けますか。
ウズベキスタンからどのように海外に出稼ぎに行けますか。
現在、国民が外国企業と直接契約を締結する以外に移民労働をする方法は二つあります。それは、移民庁経由の方法と民間雇用機関経由の方法です。以下に、これらの三つの方法を簡単に紹介します。
1. 移民庁経由
移民庁は、移民労働を取り扱う国家機関で、世界の様々な国へ送出しをしています。移民庁はタシケントのみでなく各地方およびカラカラパクスタンに支部があります。所在地は、移民庁のtelegramチャンネルから知ることができます。このチャンネルから送出しに関するニュースを知ることができ、求人票もこのチャンネルで告知されています。
Telegram以外に移民庁のウェブサイトもあります。このウェブサイトでは、求人情報はもちろん、一部のサービスも受けられ、教育コース、受入企業の登録リストなどについても知ることができます。
2. 民間送出機関経由
2018年10月17日から民間送出機関が設立できるようになりました。彼らの活動は、「民間雇用機関(Private employment agencies)に関する法律」によって規制されています。第3条1項によると「民間雇用機関とは、仕事を探している人々に仕事の斡旋や就職のサービスを提供し、雇用主のために人材を探し、さらに雇用分野における情報および相談サービスを提供する営利組織である。」とされています。
民間送出機関は活動するためにライセンスが必要です。ライセンスを取得した会社のリストは公開されています。リストに載っている機関だけが国民を国外に送出しができます。リストに載っていない会社を信用してはいけません。2024年7月1日時点で、16社がライセンスを取得しています。雇用貧困削減省のwebサイトでどの会社が送出しをしているか確認することができます。JCPでも日本への送出しをしている民間送出機関についての情報をまとめているため、こちらを確認してください。
3. 自力(直接契約)
移民庁や送出機関を経由せずに、国外で働くこともできます。日本の場合、技能実習で働くためには必ず送出機関を経由する必要があります。しかし、特定技能や「技術・人文知識・国際業務」の在留資格で働く会社を直接自分で見つけて契約した場合には、移民庁や送出機関を経由する必要はありません。
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