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日本への留学先どうやって選ぶ?

日本への留学先どうやって選ぶ?

1. 留学できる学校の種類・大学

留学できる学校には様々な種類があります。どの学校に留学するか、何を専攻するかによって、留学後のキャリアが大きく変わります。どのようなキャリアを形成したいか考えてから留学する学校を選びましょう。

留学できる学校の種類の一覧は以下のとおりです。

学校の種類

目的

入学条件

日本語力

就学年数

初年度入学金

+授業料

日本語学校

日本語学習

高卒

N4~N5

1~2年

約680,000円

専門学校

職業知識・能力の習得

高卒

N2~N3

2~4年

約900,000円

高等専門学校

実践的な技術の習得

中卒(15歳以上)

N2程度

5年

約320,000円

短期大学

短期間の専門的能力の学習

高卒

N2程度

2年

国立:約610,000円

私立:約960,000円

大学

高い教養と専門的能力の学習

高卒

N2程度

4年

国立:約820,000円

私立:約1,100,000円

大学院

専門分野の研究

大卒

N2~N1

修士2年

博士3年

国立:約820,000円

私立:約1,100,000円

※学費については、JASSOの調査を基にしています。

※地域や学校によって授業料や入学金の金額が異なります。授業料減免制度(授業料の半額・免除)がある学校・大学もあります。自分の行きたい学校の学費について事前にしっかり調べましょう。

2. それぞれの学校の特徴など

  • 日本語学校

特徴

・大学等へ進学したい人のための準備教育として、日本語、日本事情、日本文化等を学びたい人向け

・全国に約600校の日本語学校があり、約49,000人が日本語を学習中

・入学時期は通常4月と10月

入学条件

・高卒

・N5程度の日本語能力

・授業料・生活費を支弁できること

進路

日本の専門学校や大学などへ進学する人が多い

→N2~N3程度の日本語能力が必要

※日本語・英語のみですが、以下のサイトが日本語学校を調べるために役立ちます。日本語教育振興協会

  • 専門学校

特徴

・仕事に必要な技術を身につけるための学校

(IT、医療、ファッション、観光など様々な分野がある)

・入学時期は通常4月と10月

入学条件

・高卒

・N2~N3程度の日本語能力

・授業料・生活費を支弁できること

進路

日本で就職することができる

→「技術・人文知識・国際業務」の在留資格

※専門学校で学んだことと、仕事内容に関連性があることが求められる

※日本語・英語のみですが、このサイトに留学生を受け入れている専門学校の情報があります。STUDY in JAPAN

  • 高等専門学校

特徴

・実践的な技術を習得するための勉強をする

入学条件

・高卒

・N2程度の日本語能力

・授業料・生活費を支弁できること

進路

日本で就職することができる

→「技術・人文知識・国際業務」の在留資格

※専門学校で学んだことと、仕事内容に関連性があることが求められる

  • 短期大学

特徴

・ほとんどが私立

・短期間の専門教育が行われる

入学条件

・高卒

・N2~N3程度の日本語能力

・授業料・生活費を支弁できること

進路

日本で就職することができる

→「技術・人文知識・国際業務」の在留資格

  • 大学

入学条件

・高卒

・N2程度の日本語能力※英語で受験できる大学もある

・授業料・生活費を支弁できること

卒業後

日本で就職することができる

→「技術・人文知識・国際業務」・「高度専門職」・「特定活動(本邦大学卒業者)などの在留資格

※参考資料 study_in_japan_UZ_0913.pdf (studyinjapan.go.jp)

3. 専攻と仕事の関連性

大学・短期大学・専門学校等を卒業した後に「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を取得して日本で就職したいと考える人が多いです。

「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を取得するためには、大学・学校での専攻と仕事内容の関連性が審査されます。会社から内定を得ても、専攻と仕事内容に関連性がないと判断されて在留資格を取得できない例も多いです。留学する前に、将来自分がやりたい仕事・キャリアについてしっかり考えて大学や専門学校の学部や専攻などを決めましょう。

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